Performance
高性能な家づくり-注文住宅の標準仕様
広島県三原市で注文住宅を手がける株式会社建工は、省エネ性や耐震性などを高めた高性能な家づくりを行っております。各種補助金や税優遇を受けられる住宅評価制度の厳しい基準に対応し、快適な暮らしを実現いたします。
こちらでは、住宅性能の種類や、当社の高性能な家づくりについてご紹介。注文住宅の標準仕様についても解説いたします。
住宅性能について
住宅性能とは、主に「断熱性」「気密性」「耐震性」「省エネ性」「耐火・防火性」「防犯性」などの性能を指します。
断熱性
断熱性
断熱性とは、壁や窓を通じた熱の移動を妨げる性能のことです。
住宅内の温度は、太陽の光や外気温から多大な影響を受けます。断熱性能を高めた家は外から熱が入ってきたり、反対に家の中から熱が逃げるのを防ぐことができます。
また、室温を効率的に調節できるため、エアコンやヒーターなどの光熱費も抑えられる点もメリットです。
気密性
気密性
気密性とは、空気の通り道が少ない性質のことです。
1年中快適な暮らしを実現するためには、断熱性とあわせて、住まいの気密性が欠かせません。
どれだけ断熱性を高めた家でも、窓やドアに空気が通るすきまがあると、そこから熱が行き来してしまいます。また、気密性を高めることは、家の腐敗を防ぐことにもつながります。
耐震性
耐震性
耐震性とは、建物が地震の揺れに耐えられる性能のことです。耐震性が高ければ高いほど、地震による倒壊・破損のリスクが低いと判断できます。
「地震大国」と呼ばれる日本では建築基準法により厳しい耐震基準が設けられており、ほとんどの建物には耐震性が備わっているといってよいでしょう。
省エネ性
省エネ性
省エネ性とは、電気やガスといったエネルギーの消費量を抑える性質のことです。
住まいの省エネ性は、断熱性能や気密性を高めたり、高効率の設備を導入したりすることで向上します。近年は環境意識の高まりから省エネ性能を高めた「省エネ住宅」に注目が集まり、日本でも国をあげて普及推進策を講じています。
耐火・防火性
耐火・防火性
耐火性とは、建物の燃えにくさを示す性能のことです。耐火性を高めることで、火災発生時の倒壊や延焼リスクを下げることができます。
一方、防火性能とは、周囲からの火事の影響を防ぐ性能のことです。建築基準法によって、建物には一定の防火性能を備えるよう定められています。都心部のような住宅密集地は大規模延焼のリスクが高いため、特に重視したいポイントです。
株式会社建工は、建築基準法で定められた準耐火構造に準ずる防火性能を持つ「省令準耐火構造」の家づくりに対応しております。外部からの延焼だけでなく建物内部での延焼を遅延させ、さらに、火災発生後も一定時間部屋から火が出ない構造となっているため、非常時に家族を守ることにつながります。
防犯性
防犯性
防犯性とは、空き巣や不法侵入といった犯罪被害のリスクを低減する性能です。住まいの防犯というと、玄関や窓などのカギの性能をイメージされる方が多いと思いますが、実は空き巣被害の60%は「窓ガラス」を割られたことにより発生しています。
強固な窓ガラスに交換したり、二重サッシを設置したりと、窓の防犯性を高めることで犯罪被害に遭うリスクを下げることができるのです。
高断熱・高気密・高耐震の家づくり
住宅性能のなかでも、特に人々の関心を集めているのが「断熱性」「気密性」「耐震性」の3つ。
暮らしのさまざまなリスクに備えるために、高気密・高断熱・高耐震の家づくりに注目が集まっています。
高断熱・高気密
高断熱・高気密
夏は涼しく・冬は暖かく……。1年中快適な暮らしを実現するためには、高断熱の家づくりが重要です。また、電気代の値上げや物価上昇、SDGsへの意識の高まりなども、高断熱住宅に注目が集まるきっかけになっています。断熱性を損ねないためには、住まいの気密性を高めることも不可欠です。すきま風の入る余地を極力減らすことで、住まいの断熱性能を100%活かせます。
株式会社建工では、高断熱・高気密な家づくりのため、断熱性に優れた複層ガラスサッシを標準仕様としています。これにより1年中快適な室温を保てるだけでなく、騒音カットや結露の減少、省エネルギーな暮らしも実現。特殊な金属膜コーティングを施した「Low-E複層ガラス」のサッシを使用し、断熱性能をさらに高めることも可能です。
各種省エネ住宅の認定や、BELS(べルス)の取得基準にも対応
株式会社建工では、認定低炭素住宅、長期優良住宅、ZEH住宅といった高性能な家づくりを行っています。
認定低炭素住宅 | デザインが豊富で、日本の住宅の約9割に採用されています。人気のシンプルモダンにもマッチしやすいほか、北欧風やアメリカンテイストの住宅にも使用されます。 |
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長期優良住宅 | モルタルとは、セメントと砂を混合したもの。従来の住宅外壁は、このモルタルが主流でした。ナチュラルモダンなど、素朴な印象の家にマッチします。 |
ZEH住宅 | レンガ風、ストーン風などさまざまな種類があります。高級感のある雰囲気を演出でき、経年劣化に強いのもメリットです。 |
各種補助金関係の手続きの申請・サポートにも対応可能です。社内勉強会を実施し、常に最新の情報をご提供します。
また、当社はBELS(ベルス)の厳しい認定基準を満たした家づくりにも対応しております。BELSとは、建物の省エネ性能を第三者が評価する認証制度のこと。BELSを取得すれば、住宅の省エネ性能の信頼性を高めることができます。
当社は断熱性を示す「UA値」や気密性を示す「C値」の自社測定にも対応しており、各制度における基準を確実に満たすことが可能です。
高耐震
耐震性には地震の揺れに耐える「耐震構造」のほかに、地震の揺れを吸収する「制震構造」や、地震の揺れをかわす「免震構造」もあります。耐震構造以外を重視した家づくりを行えば、地震に対する備えをさらに強化することが可能です。
耐震性は「耐震等級」と呼ばれる1~3の数字で評価されます。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
求められる耐震性 | 主に適用される施設 | |
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耐震等級1 | 震度6~7でも倒壊・崩壊しないレベル | 一般的な戸建住宅 |
耐震等級2 | 震度6~7の1.25倍の地震でも倒壊・崩壊しないレベル | 病院や学校 |
耐震等級3 | 震度6~7の1.5倍の地震でも倒壊・崩壊しないレベル | 消防署や警察署 |
株式会社建工では「筋(すじ)かい」を使用した工法により、最も高いレベルの耐震等級3の家づくりを実現。震度6強~震度7レベルのさらに1.5倍の地震に対して、倒壊・崩壊のリスクがないような強度を確保できます。
注文住宅の標準仕様
注文住宅の標準仕様
注文住宅における「標準仕様」とは、家づくりのベースとなる仕様のことです。
例えるなら、標準仕様は「一番はじめに手に入る装備」。そこから各々の目的に応じて、装備のグレードをアップしたり、新たなアイテムを追加したりします。
設備や建材、工法など、注文住宅の標準仕様は工務店ごとに異なります。A社では標準仕様だったものも、B社ではオプション扱いとなる場合があるため、思い込みで話を進めていくと予算オーバーにつながることも。特に工法は住宅性能に直結するため、高性能住宅を建てたい方は注意が必要です。